【徹底解説】中小企業のパンフ…
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制作のコツ
[コラム]
パンフレットやカタログ制作に関して、文字数や文字量、デザイン配置についてのご質問を多くいただきます。これらに悩まれる方は意外と多く、詳しく知られていないケースが少なくありません。
つい「なんとなく」で扱われがちな文字数や文字量の問題。本記事では、読みやすく効果的な印刷物を作るための基本ルールと具体的なポイントを分かりやすくご紹介します。
こんなお悩みありませんか?
印刷物は誌面のスペースが限られているため、文字量を調整する必要があります。A4やB5といった用紙サイズに合わせて、読みやすい文字サイズを保ちながら、情報を整理して掲載しましょう。
⚠️詰め込みすぎない:
文字を多く入れすぎると、文字サイズが小さくなり、読みにくくなるだけでなく、印刷時に文字が潰れる可能性があります。
⚠️読みやすさを優先:
読み手が内容をしっかり理解できる文字量・構成にすることが重要です。
フォントとは書体の事です。
ゴシック体はカジュアルな印象を与え、視認性が高いです。
明朝体は、小さな文字でも読みやすく、上品な印象を与えます。
明朝体は新聞のように多くの文字を扱う場面で使用され、小さいサイズでも可読性が高いことが特徴です。一方、デザイン性を重視する場合は、ゴシック体が適しています。
黒(K100%)は、一般的に読みやすい標準的な文字色です。
一方、濃いグレーなどは、デザイン性を重視する場合に用いられ、少しトーンを落とした文字色が効果的です。
極端に薄い色は読みにくくなり、印刷の効果が損なわれる可能性があります。
黒100%、50%、20%などで印刷した場合の見え方を比較し、最適な濃度を選びましょう。
⚠️クリックで画像が拡大します⚠️
文字を詰め込みすぎると、読みにくくなるだけでなく、内容が伝わらないリスクがあります。商業用の印刷物では、適切な文字量と配置が重要です。
大見出し、中見出し、小見出しと文字サイズを変えることで、視線を誘導しやすくなります。
プロのデザイナーは文字サイズ、色、配置のバランスを考慮して、より効果的なデザインを提案します。制作を依頼する際は、デザイナーの実績や専門性を確認しましょう。
高齢者や色覚異常を持つ方など、すべての人が読みやすいデザインを目指す場合、文字サイズや色合いにさらに配慮が必要です。
文字サイズを大きめに設定しましょう。
高齢者向けの配慮として有効です。
また、色のコントラストに注意が必要です。色覚異常を持つ方でも見分けやすい配色を採用しましょう。
※当社では、UD検定合格者がユニバーサルデザインに基づいた制作を行っています。必要な場合はお気軽にご相談ください。
印刷物制作では、限られたスペースを最大限に活用しつつ、読みやすく伝わりやすいデザインを追求することが重要です。最後に以下のポイントをまとめましたのでご参考ください。
ぜひ本記事を参考に、効果的なパンフレットやカタログ制作にお役立てください。
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